出産した病院は、母乳推奨の病院だったのですが、一応事前にどのようにしたいかアンケートがありました。
完母or混合or 完ミ
私は特にこだわりがなかったので、できれば母乳、ミルクもOKのように回答しました。
そのせいか、よく出産後すぐに初乳をあげないと母乳の出が遅くなると言われていますが、出産しても全然母乳の話が出なかったのです。
昼過ぎに出産しましたが、夜まで回復室にずっといさせられ、なかなか部屋に通してもらえず、やっと部屋に行けたのは夜になってからでした。
その後、もう遅いので母子同室にするのは明日からでと言われ、初日はこぱんちゃんに全く触れ合えず終わりました。
次の日のお昼ごろ、やっと母乳を上げてくださいとナースコールにて指示され、授乳室に向かうと、いきなり
ではあげてください
えっ(°д°)
初産なので、あげかたわかりません。
なんとなく以前見た動画を参考にあげてみますが合ってるのかわからず。
母乳が出ているのかわかりませんが、こぱんちゃんは一生懸命に吸ってくれて居ます。
しばらくあげた後に、反対もあげるように言われ、なんとか反対向きにしてあげはじめましたが、本当に赤ちゃんは小さいし、ほぼ初対面に近いのにいきなり母乳をあげることにかなり戸惑いました。
とりあえず吸わせたあと、
ではミルクを20 ml足してください
と言われ、ミルクを作ってあげました。
ミルクもしっかりと飲んでくれてすぐに眠ってくれたので、授乳とはこういうものなのかと思ってしまいました。
それから毎回母乳をあげてから、ミルクを足すことを繰り返していたのですが、ふといつから母乳だけになるんだ?と思い周りを見渡してみるとほとんどの人が母乳だけで授乳室を去っていきます。
あれ?
みんなミルク足すわけじゃない?
でも母乳だけで足りてるかどうかってどうやってわかるの?
という疑問がわいてきました。
周りは母乳が出ている人ばかりで、搾乳器まで使用しているのに、自分は全く出ている気配がありません。
試しに母乳をあげてからスケールで計ってみると、なんと・・・
増えるどころか減ってる( ˙◊˙ )
かなりショックを受けました。
母乳をあげてからミルクだと慣れないのもあり1時間近くかかってしまうのも辛く、だんだんと母乳を吸わせる意味がわからなくなってきました。
しかしこぱんちゃんは一生懸命に吸っています。
だんだんかわいそうになってきました。
そこで部屋にいる時は常に母乳のことを調べまくり、おっぱいマッサージなどできることを試しました。
助産師さんには毎日おっぱいのチェックを受けて、だんだん出るようになってきてますよ!と褒められるのですが、やはり計ると2gくらいしか増えていません。
寝不足も重なりどんどんノイローゼのようになってきてしまいました。
退院までになんとかなるのかもしれないと思いましたが、最終的には10gまでしか出るようになりませんでした。
同じ日に出産した方は搾乳器で100mlもとれていたのを横目でみて悲しくなりました。
退院時に、1日8回は母乳を吸わせ、ミルクを40~80mlを成長に合わせてあげるように指示を受けましたが、正直かなり不安でした。
家にはg単位で計れるベビースケールはありません。
そこで、Amazonで25kgまで計れるスケールを購入し、ペット用のカゴを上に乗せて、毎回母乳のたびに計測をしていました。
毎回乗せては落ち込むことの繰り返し。
どんどん追い詰められ、毎日泣いて過ごすという完全にマタニティブルーズでした。
あの頃は本当に辛かったです(^◇^;)
しかし、2週目検診、母乳外来、助産師HISAKOさんのウェブ診察といろいろな方に相談し、悩みを聞いてもらい、まだまだこれから!諦めるには早い!と思えるようになり、少しずつ元気を取り戻しました。
それからは毎回スケールで計るのもやめ、きっちりやる必要はないと自分に言い聞かせ、母乳を吸わせ、足らないようならミルクを足す。
それでも足りないなら、満足するまであげる、3時間ルールにもこだわらない!
と決めると本当に心が軽くなりました。
そうすると、だんだんと昼間はミルクを足さなくても授乳後に泣かないでいてくれるようになってきました。
やはり次までの間隔は短くなるけど、それでも母乳→ミルクとやり続けるよりは楽になりました。
やはりストレスも母乳量に大きく影響すると思います。
母乳のことは本当に悩みがつきませんが、同じように悩んでいる方、今は辛くて辞めたい!とか、出るにはどうしたら・・・と思っているかと思いますが、どうか悩み過ぎないでください。
混合も完ミも決して悪いことはありません。
むしろ私は現在も混合ですが、混合で良かったと思っています。
もしお子さんが母乳もミルクも受け入れてくれる子だったら、是非そのメリットを活かしてみてください。
そして、本当に辛い気持ちになってしまったら、どうか周りの人や産院への相談や市の産後ケア、サービスなど、産後に使えるサービスはたくさんあるので、1人で頑張り過ぎずに頼れるところは頼っていきましょう。